傍らの子供の写真
アル中旦那も さすがに このままではいけないと思ったのか
自分の散らかしたパソコンの残骸を2階に片付け始めた
姑の家のリビングはやっと 人が訪問しても良いレベルに回復しつつある
2階のベットの寝具を洗おうとした時 枕元に綺麗な写真立てを見つけた
小さい幼稚園の制服を着て並んでいる2たりの写真 笑ってるのは旦那だろう
その隣の小さな丸顔の男の子は弟だろう
35歳で リビングで亡くなっている やはりお酒が好きで 悪い風邪に
かかって寝ていたが病院に行く前に 寝たまま亡くなっていたという
隣接する小料理店を営んでいた姑が見た時は 同じ格好で寝てるので
異変に気付いたが すでに 手おくれだったという
祖父母 夫 息子をなくし 悲しんだ姑は もう一人の子供である旦那が
死んだら 自分はもう生きていけないと事あるごとに話していた
施設に入ってから間もなく 親しい友人に 自分の喪服をあげたくらいだ
74才まで小料理店をパート4人を使って働いていた気丈な姑が 枕元に幼かったころの2たりの子供の写真を いまでも ずっと大切に飾っていたのだ 涙せざるを得なかった
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